IT導入補助金が終わって

先週の金曜日、IT導入補助金の申請が〆切を迎えました。

今年から始まったIT導入補助金、一次募集時はこの補助金のことを知らない人が多かったのではないでしょうか。競争率も低いと予想されたこともあって、しっかりと対応させて頂きました。

最近の補助金申請書(計画書)は、役所の狙いがよく見えていて、とても好感を持っています。

私は「補助金などは、お金をもらうことだけでなく、計画書などにしっかりと取り組むことで経営をしっかりと改善していく」ことに醍醐味を感じています。

IT導入補助金で求められる計画書は、「ITを導入していかに生産性を高めるか」にフォーカスしていて、それを作成することで、中小企業が自らの経営状況をしっかりと見直すきっかけになったと感じています。

実際、私がご支援した企業の社長さんは、一緒に作った計画書を拡大コピーして、「これを目指すのだ!」と従業員と共有しているそうです。きっちりと考えられた計画書は、それがたとえ補助金申請のためのものであっても、会社を変えていく力があります。

そういう姿勢は、今回の2次募集でも、踏襲させて頂きました。企業をしっかりとリサーチさせて頂き、社長のお話もしっかりお聞きした上で素案を作成してご提出します。問題点の指摘や改善の方法、そして将来に目指す数値目標などについてもしっかりと話し合いながら決めていきます。

さりとて計画は、作ったままだと何の効果も生みません。それを実行し、そこで提示されている目標を目指すことで初めて、効果を生み出すのです。つまりこれから(実際は採択され、ITの導入も終わってからです)が、本番なのです。

周囲には「補助金さえ受けることができれば!」という姿勢も見受けられるような気がします。それを批判する気はありませんが、「もったいない」という気持ちになることも少なくありません。せっかく作った計画書です。それを活用してこそ、「1回で2度美味しい」と言えるのではないでしょうか?

補助金申請のご支援の場合、それを作成して「終わり」というのが普通ですが、IT導入補助金の場合、2021年3月までは「生産性向上に係る情報(売上、原価、従業員数及び就業時間)」と「導入した IT ツールによる生産性向上指数に類する独自の数値目標に係わる情報」をフォローすることになっています。

「面倒臭いなあ」という気持ちもわかりますが、これはチャンスでもあると思います。目標を思い出し、それにしっかりと取り組んでいくチャンスです。今回、私は、このフォローもお手伝いさせて頂く約束とさせて頂きました。実行段階でも、必要とあらば、ご支援できたらと考えたからです。

こうやって「与えられた要求をこなすことで、自社を高めていく。」これが、補助金の究極の狙いでもあると思います。このような境地を目指して、これからもご支援を続けて行きたいと思っています。



コメントを残す

Demos

Layout

Wide
Boxed