マネジメントで企業を強化する

マネジメントで企業を強化する世界標準のマネジメント体系を活用する

欧米はどうして、マネジメントに強みがあるのでしょうか?それは、マネジメントを体系付けて考え、ブラッシュアップしているからです。その体系が、 世界標準ともなっている「マネジメント・コントロール・システム(MCS:Management Control System)」です。StrateCutionsでは、MCSを活用しながら御社のマネジメントをブラッシュアップしていきます。

強い会社とは

会社とはどんなところ?

○ 会社は、製品やサービスの提供して儲けを得るという経済活動を継続的に行っています。

○ 製造・販売やサービス提供を担っているのは、現場で働く人々です。

○ 会社には経営陣やマネジャーがいますが、お客様はそれにお金を払っているわけではありません。

 

「あそこの会社の製品はいつもトラブルが少ないな。優秀な作業員を抱えているんだな。その分、他社製品よりも価格が高くても納得がいくな」と思うことはあって も、「あそこの社長には共感するな。少し高めの価格でも買っても良いな」と思う人は、いませんね。では、なぜ経営陣やマネジャーがいて、現場で働く人々よ りも高い給料をもらっているかというと・・・。

 

○ マネジャーは、現場で働く人々を手助けしています(第1のマネジメント)。

現 場で働く人々は、いろいろなことを考え、気にかけなければなりません。例えば製造・販売やサービス提供を行うため、作業内容や作業順序、納期などを考え、 気にかける必要があります。しかし、全てを自分自身で行おうとすると効率が悪くなり、間違いも多くなります。例えば、多くの部署・担当者が協力して一つの 製品を作っている場合、複雑なスケジュール表から自分の作業予定を作るのは、骨が折れるし、間違いも多くなります。だから、それを手伝ってあげることがで きます。この例の場合、現場マネジャーは、働く人々に作業指示を出してサポートします。

 

○ 経営陣は、現場で働く人々の成果を実り豊かなものにする経営戦略を考えています(第2のマネジメント)。

似 たような製品でも、使い手が困らないような配慮がある製品は、高い値段で、たくさん売れます(お客様は、爪が飛び散ってしまう爪切りよりも、飛び散ってし まわない爪切りの方を選びます)。似たようなサービスでも、競合他社とは一味違った存在価値があると、高い値段で、たくさん売れます(美容師さんの仕事は どこでもほとんど同じですが、接客方法や態度をお客様に喜んでもらえるようにすると、お客様は増えます)。また、競合他社のいない市場を探して満たされて いない需要を満たす方法もあります。こういう戦略的なマネジメントは、経営者が陣頭に立ち、マネジャーが推進します。

 

○ 現場で働く人々とマネジャー、そして経営陣が上手く連携できる会社が、良い会社です。

「マネジメントのやり方を調整する」ためには、もともと、「マネジメントとは 何をすることか」がはっきりと分かっていなければなりませんね。このためMCS論では、2つのマネジメントを定式化しています。現場で働く人々へのマネジ メントと、マネジャーへのマネジメントです。

会社を情報システムと捉える

製造・販売やサービス提供を行うためにも、経営戦略を実行するためにも情報が必要であることを鑑みると、会社は情報システムだといえます。その特徴 は、具体的な情報と抽象的な情報の両方を取り扱うこと、そして抽象的な情報はブレークダウンして活用するということにあります。

具体的な情 報とは、現場で働く人々が活用している情報のことです。現場で働く人々は、製造・販売やサービス提供を行うため、マニュアルや作業指示、スケジュール表な どのたくさんの情報を活用しています。それらは後でご説明する、マネジャーが使う情報と比べると、とても具体的な情報です。

一方で経営理念や経営戦略、会社の体制固めに必要となる情報は、会社のあり方や方向性などに関する抽象的な情報です。この情報は、時には「お客様に安心を与える」などと、抽象レベルが非常に高い場合もあります。

抽 象的な情報は、会社にとっては重要ですが、そのままでは製品やサービスに反映されません。つまり、お客様がお金を払ってくれる対象にはならないということ です。このため抽象的な情報は、だんだんとブレークダウンされていき、遂には現場の人々がどのように働くべきかに関する具体的な情報にまで転換されていく ことになります。

こうやって考えると、企業は一つの情報システムと言えます。企業の各所で必要な情報を準備し、行き渡らせ、それを実行するように促すことが「マネジメント」の本質と言えます。

MCSとは

マネジメントを改善していく仕組み

経営の世界では、コントロールとは「目的や目標の実現に向けて、対象物を操作する。目的や目標の実現に向かってうまく進捗していないと考えられる時 は、修正するなどの操作をする」という意味です。ですからマネジメント・コントロールとは、「マネジメントを行うこと。それが目的や目標の実現に向かって うまく成果を出せているかをチェックして、必要な場合には修正を行う」ことを意味しています。平たくいうと、マネジメントがうまくいっているかをチェック して、必要があればマネジメントのやり方を調整することです。

「マネジメントのやり方を調整する」ためには、もともと、「マネジメントとは 何をすることか」がはっきりと分かっていなければなりませんね。このためMCS論では、2つのマネジメントを定式化しています。現場で働く人々へのマネジ メントと、マネジャーへのマネジメントです。

現場で働く社員へのマネジメント

第1のマネジメントは、現場で働く人々を手助けするマネジメントです。現場で働く人々は、その仕事を成し遂げ成功させるために、数多くのことを考え気にか けなければなりません。全てを働き手自信が行ったのでは効率が落ちますし、うまくできないかもしれません。それを現場マネジャーがサポートしてあげること が、第1のマネジメントです。

マネジャーへのマネジメント

第2のマネジメントは、マネジャーへのマネジメントです。マネジャーは、第1のマネジメントを行うほか、現場で働く人々の成果を実り豊かなものにする戦略 などを考えて実施していくマネジメントも行っています。これを言い換えれば、マネジャーは、現場がいつも行っている仕事と、現場の仕事を変えていく戦略と を融合させていると言えるでしょう。そういう複雑な役割を担っているマネジャーがうまくマネジメントできるようにサポートしてあげることが、第2のマネジ メントです。

MCSを活用するメリット

パフォーマンスの向上

MCSのメリットの第1に、会社のパフォーマンスを改善できること、それも飛躍的に改善できる可能性があることが挙げられます。なぜ、そういえるかというと、MCSのアプローチは「邪魔モノを取り除く」ことだからです。

も のごとには、その改善方法として大きく二つのアプローチがあると思います。一つは力をつけることです。自動車を早く走らせたければ、まず、エンジンを強化 することを考えますね。このアプローチは、いかにも合理的ですが、費用がかかったり、取組みがうまくいかない可能性が高かったりします。

もう一方のアプローチは、邪魔モノを取り除くことです。自動車を早く走らせるためには重量が邪魔モノです。軽量化を図ることで、自動車を早く走らせることができます。このアプローチは地味ですが、多くの場合、確実に、意外に大きな効果をもたらします。

MCS は、邪魔モノを取り除くアプローチで会社を変えていきます。会社の中での情報の流れと活用を妨げる邪魔モノを取り除くのです。あまり意識されていないかも しれませんが、会社の中で必要な情報が行き渡らず、活用してもらえないと、会社のパフォーマンスが大きく低下します。「急ぎの仕事だ」という情報が現場に 知らされなかったので、大切なお客様との納期を守れなくなってしまい、単に一つの取引がフイになってしまっただけでなく、大切なお客様を失ってしまったと い経験、皆さんにはないでしょうか?会社の中で必要な情報が行き渡らず、活用されなくなる元凶である「邪魔モノ」を、MCSは退治します。

「マネジメントのやり方を調整する」ためには、もともと、「マネジメントとは 何をすることか」がはっきりと分かっていなければなりませんね。このためMCS論では、2つのマネジメントを定式化しています。現場で働く人々へのマネジ メントと、マネジャーへのマネジメントです。

会社と社員の協調

MCSのメリットの第2として、会社と社員の協調が挙げられます。簡単に言うと、人々が生き生きと仕事ができることと、会社としてのパフォーマンスもあげられることが両立するということです。

こ れは、今までの常識からすると信じられないことと思えるかもしれません。今まで会社は、会社のために働く人々に歯を食いしばって頑張ってもらうという構図 で成り立ってきました。働く人々が生き生きとしていると、その分、会社は無駄を許しているんだな、無理しているんだな、という感覚でした。

し かしMCSは、会社がうまくいかないのと、人々が生き生きと仕事できないのは、同じ理由であることを教えてくれます。さきほど指摘した「邪魔モノ」、つま り情報の流れと活用の阻害要因です。MCSは、会社と働き手とは利害が対立しているのではなく、実は調和していることを教えてくれます。どうすれば、その 調和が達成できるかも教えてくれます。それが、MCSがもたらしてくれる大きなメリットです。

新たな課題に対処できる余裕を作る

企業で働く人々のほとんどは、毎日、正解のない問題に対峙しています。ある問題は将来は予測のしようがないという意味で正解がありませんし、別の問 題は人や職場、企業などによって好みが違うという意味で正解がありません。全く混沌としているという意味で正解がない場合さえあります(例えば、顧客の好みは移ろいやすいです)。

そういう正解のない問題に立ち向かっているのが、マネジャーです。しかしマネジャーは、正解のない問題にだけ取り 組んでいるのではありません。会社内のマネジメントも行っています。そちらの仕事が大変だと、正解のない問題に取り組む時間や気力がなくなっていきます。 うまい解決策を思いつく可能性も、小さくなっていくことでしょう。

MCSは、会社内のマネジメントをうまくいかせる仕組みです。それによりマネジャーは、正解のない問題に取り組む時間や気力を増やすことができます。また、問題を解決するためには現場で働く人々との連携が必要になる場合がありますが、MCSはその場面でも力を発揮します。

承継できる会社にする

日本で現在、解決しなければならない緊急な課題の一つとして、中小企業の廃業問題があります。顧客や市場、事業環境の急激な変化による売上の減少 や、激しい競争や原材料高騰による利益の低下により、多くの企業が廃業を選択しています。現社長が引退を迎えるに当たって、子弟や有力な社員に会社を引き 継いでもらえない企業が増えてきているようです。

どうして子弟や有力な社員は、会社を承継する気になれないのでしょうか?それは、今まで会 社は、偉大なる先代の統率力(リーダーシップ)でもって立ち回ってきたことを知っているからです。先代ほどのリーダーシップを持っていない自分たちにうま く経営できる可能性は高くないと、子弟や社員が感じているからだともいえます。こういう理由で、技術力があったり顧客を確保している企業でさえも、承継さ れることなく、やむなく廃業しているという状況があちらこちらで見られます。

では、本当に、そういう企業には廃業という選択しかないので しょうかそんなことはありません。統率力は承継できませんが、マネジメントは承継することができます。正確に言うと、マネジメント体制の整った企業は承継 することができます。マネジメントがしっかりしている企業を作れば、先代よりは多少はリーダーシップが劣るかもしれませんが、子弟や社員に承継してもらう ことができます。彼らのリーダーシップが育ってくれば、会社はもっと強くなっていくことでしょう。

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